【パルワールド】ついにPS5で発売されたパルワールドの魅力をご紹介!!

パルワールド

今、非常に注目されている新作ゲーム「パルワールド/Palworld」。PC版(Steam)で既に色々と話題になっていましたが、ついに2024年10月4日PlayStation5版がリリースされました。とはいっても、色々と話題(問題?)になったゲームでもありますので、今回はこのゲームを買うかどうか迷っている人向けに説明していきたいと思います。

パルワールドは日本のゲーム制作会社ポケットペアにより開発された、オープンワールドのサバイバルクラフトゲームで、「パル」と呼ばれる生き物が生息するパルパゴス島を舞台に、拠点をつくったり、パルを捕獲してバトルに使ったりできる、サンドボックスゲームです。(一応、メインのボスもいますが、ストーリー性は特に感じませんでした)

第一印象としては、ARKのようなサバイバルクラフト要素ポ〇モン?のような可愛らしいキャラデザインを合わせ持つゲームなのですが、それ以外にもちゃんとパルワールド特有の魅力も多々あります。

現在、アーリーアクセス中で価格はDL版3400円、評価も4.8と高評価です。ソロプレイ、マルチプレイ(4人)で遊ぶことができます。(ただし、マルチプレイについては若干不満がありますので、そこは後述させて頂きます)

2024年10月現在の評価は90%以上が☆5と非常に高い。現在、アーリーアクセス中で少しバグは見られるが、価格は3400円とお手頃。

パルワールドの魅力

パルワールドは広大な世界をオープンワールドで楽しめるゲームです。基本的にどこにでも自由に行くことができ、壁をよじ登ったりすることもできます。捕獲したパルに騎乗することもできるので、ゲームが進むにつれて、移動は楽になっていきます。また、各地にファストトラベル(テレポート機能)用のポイントが設けられているので、一度訪れた場所にはすぐに移動することができ、テンポ良く冒険を楽しむことができます。

広大で美しいオープンワールドを冒険できる。ほとんどのパルに騎乗することができ、移動手段として使うことができる。
マップの各地にファストトラベル用の石像があり、移動に無駄な時間を費やすことは無い。

ワールドには草原や森林、砂漠、雪山、火山など様々な環境があり、耐熱装備、耐寒装備が無いと、生きることができない過酷な環境もあります。ワールド全体に生息しているパル達も、その環境に適した属性をもっており、旅の途中で様々なパル達に出会うことができます。洞窟ダンジョンも数多く配置されているので、戦闘や探索などしつつオープンワールドの世界を冒険することができます。

また、パル以外にも人間のNPCも多数存在します。村人や行商人と取引をしたり、密猟団や宗教組織と戦闘になったりと人間との協力や戦闘要素もあり、各地にはボスがいるので彼らとパルを使った熱いバトルが展開されます。

パルワールドには様々なNPCが登場する。良い商人もいれば、闇取引をする商人もいる。
パルワールドではプレイヤーも攻撃に参加する。密漁団や主教団体と銃撃戦になることも…

サバイバル要素としては主に、空腹と体温に気を付ける必要があります。ただ、食べ物を確保するのは難しくなく、体温に関しても装備を準備できていれば良いので、他のサバイバルゲームと比べれば、サバイバル自体は難しくはないと思います。

空腹の概念はあるが、料理も基本的には一時的なステータスアップに使用される。

クラフト要素に関しては色々と用意されており、家などを建てるための壁や屋根などの構造物から装備やアイテムを生成する為の施設まで多数用意されています。クラフトに使用する材料は拠点内であれば、拠点に保管されている材料が自動的に使用されるので、わざわざ素材を探す手間が省けます。

建築パーツは木、石、金属などがある。建築の自由度は高め。パーツの種類は必要最小限。
施設の種類は非常に豊富。アイテムの製造やインフラ、娯楽、アンティークなど多数。

クラフトに関してはレベルアップするごとにテクノロジーポイントが与えられ、新たなクラフト要素を解放していく形式となります。よって、レベリングをしつつ、より強力な装備や施設を作製していく、というのが基本的な流れになります。

レベルアップにより、クラフト可能なアイテムや構造物が増えていく。

パルワールドでは「パルスフィア」というボール状の物体を投げつけてパルをゲットすることができます。パルの捕獲確率はパルにダメージを与えて弱っているほど上がり、また、パルスフィアにはメガスフィア、ギガスフィア、テラスフィア…というようにグレードによって捕獲確率が高くなっていきます。

パルを弱らせてからパルスフィアで捕獲する。このときが非常に楽しい。

捕獲したパルはパルスフィアを投げて、味方として召喚することができます。最大5体までパルを同行させることができ、他のパル達はパルボックスに保管され、メンバーの入れ替え等を行うことができます。

手持ちできるパルは5体まで。6体目以降に捕獲したパルは自動的にパルボックスへ送られる。パルの種類も120種以上と多様。

え?何ですか?見たことある?…..。何を言っているのです(怒)!!これはパルスフィアです!!決してモ〇スター〇ールではありません!!モ〇スター〇ールに人間が捕獲できますか()!?

パルスフィアという名前ですが、パルだけなく悪党や善良な市民を問わず、人間も捕獲できる。当たり前のように捕獲した人間もパルスフィアから召喚し戦闘や労働に使用できる。

まあ、当たり前ですが、この点で某ゲーム会社と問題になっています。キャラデザインとかよりも、このあたりのゲームシステムが物議をかもしている部分のようです。とはいえ、パル(もしくは人間)が捕獲できるか、できないかの演出はドキドキしますし、少ない確率ながら捕獲できた時の喜びは、やはり最高です!!

戦闘に関してですが、パルを召喚して攻撃させたり、相手がパルではなく、銃を持った人間の時もあるので、そのまま銃撃戦になったりと、戦闘についてはルールはなく、何でもありといった印象です。

戦闘はパルどうしであったり、人間とごちゃまぜで戦うこともあったりします。

このシステムがパルワールド最大の魅力と思いますが、捕獲したパルを拠点に配属させ、資源集めやアイテム製造の為に働かせたり、定期的に襲撃してくる敵に対する防衛戦力でもあります。

拠点に配属されたパルは畑仕事、資源集め、製造など様々な仕事をこなす。拠点襲撃の際には拠点防衛も行う。

パル達にはそれぞれ多種多様なスキルがあり、そのスキルに応じた仕事をすることができます。配属されたパル達は自ら進んで必要な仕事を見つけて働きますが、個別に指示を出して仕事を固定することもできます。

パル達のスキルに応じて、仕事を割り振ることができる。作業を効率化するためによく考えて配属先を決めよう。

パル達にはSAN値(正気度)があり、職場環境が悪いとSAN値が低下して仕事の効率が落ちたり、最悪の場合、うつ病の発症や不穏分子となってしまいます。

パル達が休むためのベットや疲れを癒すための温泉などの娯楽施設を設置したり、業務ペース(リラックス~超ハードワーク)をコントロールすることで、パル達にとって働きやすい職場環境を構築するのもこのゲームの面白さのひとつだと思います。

パル達の職場環境はプレイヤーの采配にかかっている。ホワイトな職場にするもブラックな職場にするもプレイヤー次第。

パルワールドには様々なボスパルが存在しますが、中でも五つの塔があり、その中にいるキャラクターがメインのボスキャラとなります。

彼らは自分のパルを使って、プレイヤーを攻撃してきます。ボスが強い上に10分以内に倒さなければ、強制的にこちらの負けとなるので、制限時間内に倒せるかどうかの勝負でもあります。

ボスバトルには制限時間がある。レベル上げ、装備などしっかりと準備して挑もう。

ただし、メインボスの登場シーンとかはあるものの、ストーリー性とかは特にないので、よくあるサンドボックスゲームのように、攻略要素として用意されているボスキャラという感じです。

メインボスキャラは5人。映像での演出シーンはあるが、基本的にストーリー性はほとんどないに等しい。

PS5版の操作性

パルワールドはPCゲームからPS5版に移植されているため、キーボードからコントローラーになった時の操作性なども気になるポイントです。

基本的にはよく考えられてボタンが割り振られているなと感じます。プレイしていてボタンの役割がかぶっているように思う部分もなく、戦闘中やアイテムの移動についてもシンプルな操作となっており、イライラすることはありませんでした。(経験上、PCから移植されたゲームにはこういった点について不満を感じることが多いのですが、コントローラーの操作についても良く考えられている印象です)

また、ゲーム内容としてはそれなりにボリューム感があるのですが、ゲームのデータ量は5.6GBと軽いため、PS5のストレージ容量を圧迫しないのも、地味にうれしいポイントかと思います。元々、そんなに早い動きを求められるゲームではありませんが、キャラクターの動きなもスムーズで、とにかく操作については快適だと思います。(ただし、アーリーアクセス中で少しバグは見られます)

アイテムの移動も基本的には単純操作で思うようにできる。

PS5版の残念に思うところ(マルチプレイについて)

パルワールドがとても面白いゲームであることに依存はありませんが、ひとつ現在のPS5の環境だともったいないと感じる部分があります。それは、マルチプレイの方法についてです。

PC版ではマルチプレイ用のサーバーにみんなでログインして遊ぶことができますが、PS5版では現状、フレンドに対して自分のワールドの招待コードを送り、参加してもらう方法しかありません(最大4人)。そして残念ながら、自分が育てたキャラクターやパルを連れていくことができません。簡単に言えば、フレンドが建てたワールドに初めて参加する場合、キャラメイクからスタートしてしまいます…(そのフレンドが作成したワールド内で育てたキャラの内容は保存されます)。

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パルワールドは特にキャラクターの成長に時間がかかる印象なので、最初からとなってしまうと厳しい印象があります。自分の育てた自慢のパルを連れていきたいですし、今後のアップデートでPC版同様にオンラインサーバーが使えるようになることに期待したいです。(まだ、PS5ではアーリーアクセス中なので今後のアップデートに期待)。そうすればさらに面白さが増すと思います。今のところは、購入を検討するのであればソロプレイのつもりで購入した方がよさそうです。

まとめ

今回は、PS5版パルワールドについての紹介をしてみました。最初発売されたときは、某ゲーム会社のパクリとか言われていたこともあり、一発屋だと思い込んでいたので、購入するかどうか迷っていましたが、実際に遊んでみるとそんなことは無く(ちょっと色々と物議をかもしている部分があるものの)、パルワールド独特の面白さがあり、非常にはまってしましました。価格も3,400円と安く、それに比べクオリティが高いゲームといった印象です。購入を検討されている方は是非購入してみてもいいのではないかと思います。

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